寺の境内と駐車場の掃き掃除をしていた。
雨で濡れた落ち葉はアスファルトに張り付いてなかなか掃けないけっこうな力がいる。ただひたすら無心に掃き続ける。当然汗だくになる。
「坊さんの修行で僧堂に行ったら毎日こんな感じなんかなぁ」とか「ずっと無心にこんな事してたら悟り開けるかもしれん(無理やけどね)」なんて思う。
そこに気持ちいい風が吹いてきてホッと一息つく。
何か良いなぁと思った。
が、何気に振り返ったら今掃いたばかりやのに葉っぱが…
悟りがとか言ってたのはどこへやら「何でやねん!?」が口をついた。
ついでに雨まで降ってきてもうキレキレ。
これじゃ死んでも悟りは開けんなぁ。